読書のススメ:002「名藩主3傑その②:保科正之」

2016/11/04

保科正之

1611年~1673年

会津藩 初代藩主

徳川3代将軍である家光の異母兄弟

ということで早速!


保科正之といえば、東北では有名なのですが、西日本ではあまり知られていないようです。

「勝てば官軍の明治維新史観」が影響しているのかもしれませんね。

(まぁこんな言葉は私が勝手に作って言ってるだけなのですが…)

それはさておき、この正之公も前回紹介した鷹山公に劣らず良い殿さまです。

江戸の天守閣はなぜないのか?

両国橋って?

白虎隊の日新館って?

実は、こういった事柄は正之公抜きには語れないのです。

また、正之公がいなければ、徳川も四代で・・・

上杉家が、お家取り潰しにならなかったのも・・・

他にも挙げればキリがないので、このあたりでやめておきましょう。


(それではこの先、チョット脱線します)

数年前に正月のテレビで、「白虎隊~敗れざる者たち~」というドラマがありました。

そのドラマの中で、主人公の西郷頼母(役:北大路欣也)に、その妻の西郷千重子(役:黒木瞳)が、

「我が家は保科の流れですぞ」

と、夫をたしなめるセリフを言ったのです。

(セリフは、うる覚えですが…)

そのとき私は、

「おおッ、頼母よ。お主、保科のお血筋であったか!」

と、なぜか時代劇風に、テレビ画面に向かって声を掛けてしまいました。

というのも、私は歴史上で会津の好きな女傑を挙げろと言われれば、かなり前から西郷千重子をナンバーワンとしてました。

ですが西郷家が、あの保科の血筋だとは、このドラマを見るまでは知らなかったので、なんだか千重子殿に申し訳ない気持ちになってしましました。

その申し訳ない気持ちを込め、チョットここで千重子殿の辞世の句を紹介します。

「なよ竹の 風にまかする身ながらも たわまぬ節の 在りとこそきけ」

もうカッコよすぎです。涙が出ます。

千重子殿の最後を知っていればこそ涙が出ます。

(下記の紹介に、このドラマのDVDも紹介しますので見てみてくださいませ)


(脱線ついでに、もうチョット脱線)

また、このドラマに出てくる白虎隊ですが、当然に先ほど述べた日新館が出てきます。

日新館(正之公のころは稽古堂)といえば、思い出されるのが「什の掟」です。

什の掟とは、その稽古堂に学びに来た子どもたちが守るべき7つの約束事みたいなものですが、最後は、

「ならぬものはならぬものです」

で締めます。

この締めの言葉は聞いたことがある方も多いと思います。

実はこの「什の掟」・・・今も生きています。

会津方面の小学校のいくつかでは、今でも朝礼で唱和しているようです。

当時の文面では、そぐわないことがありますので、内容は少し変えてありますが、

「あいずっこ宣言」

として、会津魂の根本を教え伝えています。

そんな会津魂、会津精神の根本をつくった保科正之、ぜひご一読ください。


残念ながら、私はまだ会津に行ったことはありませんが、遠くない将来に足を運び、会津の山々を見ながら「高遠そば」を食べたいですね。

では、書籍とDVDの紹介です。


名君の碑―保科正之の生涯 [小説]


白虎隊~敗れざる者たち [DVD]


 

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