ユーモア村のジョーク物語:第10話「知らないのはどっち?」

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クスッと笑えば人生がまわり出す!

ユーモア村のジョーク物語へようこそ🎵

キャラクターの設定等がありますので、初めての方は第1話「上下関係」からどうぞ♪


ジョーク第10話「知らないのはどっち?」

ユーモア村では、日本のように小中高等学校などのような制度はなく、ひとつの学校で6歳から19歳まで過ごしていた。

― そんなある日のこと ―

今日はポカポカ陽気ということで、カルキンのクラスは校庭に出て授業をすることになった。

校庭の隅に大きな木が立っており、そこに黒板を掲げての授業だ。

まぁ、のんびりとした学校だ。

ポカポカ陽気ということもあり、案の定カルキンは、うたた寝をしながら授業を聞いていのだが、何やら低学年のクラスから、ウィット村からやってきた新任の先生と、男の子の生徒の声が聞こえてきた。

「キミのお父さんが、ミカンを5つ持っていたとして、それを3つ人に1つづつあげると、お父さんが持っているミカンはいくつになるのかな?」

「5つです」

カルキンは、うたた寝をしながら、

(プッ!こんな簡単な問題もわかんねぇのかよ)

と、うつらうつらしながら笑っていた。

「ウォッホン!もう一度聞くぞ!…キミのお父さんが、ミカンを5つ持っていたとして、それを3つ人に1tづつあげると、お父さんが持っているミカンはいくつになるのかな?」

「5つです」

先生は少し怒ったように問題を出していたが、答える生徒はふざけている様子でもない・・・

「う~む・・・前任の先生から、キミの通知表や引き継ぎ書を見せてもらったのだが、抜群に成績が良いではないか…このくらいの算数の問題は知らないはずがない。キミは私をからかっているのか?」

「いえ、ボクは先生をからかったりしません」

「では、本当に算数を知らないのか?」

疑ってかかる新任の先生に、その生徒は少し悲しい表情を浮かべて、こう答えた。

「算数なら良く知ってます。でも先生は、ボクのお父さんのことは知らないでしょ・・・」

*****

カルキンが目を開けて、その男の子を確認すると、その少年は…

ゴンザの弟ホークスだった…



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